アトピッ子“咲綾”(さや)ちゃん

 1歳8ヵ月の咲綾ちゃんは、玄米をもりもり食べて元気いっぱい。アトピーもほとんど問題ありません。一年前、離乳食が始められないほどの、ひどいアトピー肌だったことが嘘のようです。この一年を咲綾ちゃんのママに振り返ってもらいました。
 アトピッ子を抱えて困ったことは?
・アレルギーへの対応が、お医者様によってまちまちで、振り回されたりとまどったり・・・
・食物アレルギーを理解してくれない人が多い。例えば、食べ物を勝手に与える。
・どこへ行くにも必ず弁当持参。
アトピーがひどい時は痒がって寝ないし、かき傷で血まみれになったことも。そんな時は一緒に泣きたいくらい。
 傷ついた言葉
・酷い肌の状態を見て「かわいそー」と言われた。
・親類から「治してあげなきゃダメよ。」
・友達から「今までどういう食生活してきたの?」
「その時は必死だった。今は忘れかけてることも多いけど、写真を見返すと酷い状態にびっくり。色々大変だったけど、きれいになって本当に良かった。迷ったり不安になったりしたけどマクロビオティックをやってよかった。」

 私の場合も二十年前を思い返せば、状況は違っても似かよった悩みでした。そして、やり方を教えてくれた先輩の実践者が唯一の味方でした。励まし支えてくれる人なくては、続けることができなかったとつくづく思います。