「むすび庵」十二周年記念日

komori-mbcs2008-09-21

<むすび庵>で農と旬を語ろう会が十二周年を迎えました。
おめでとうございます。
むすび庵のお野菜たちは生産者の愛がいっぱい!
農作業の担い手の中に研修生の方々がいます。
農業にかける夢や情熱でキラキラと輝いていて真っ直ぐです。
そんな愛に育まれて実った野菜はとてもやさしい味がします。
むすび庵の店頭で出会った野菜さんに一目ぼれして、メニューを決めることもありますよ。
庵主の八尋さんは学生時代から農業に携わってきた“ひとすじ”の人。
こんなに正直で嘘のない人を他には知りません。

今日の記念総会は、国産の材料で作った弁当を持ち寄って参加。
食生活や食料自給率について考えるという企画。

心に突き刺さったこと、
それは、庵主の「自給率を上げる必要がありますか?」という問いかけ。
「食は自分の意思で選択できる。今沢山の選択肢がある中で誰がほんとうに心からそう思い、実行するだろう。今の時代に強制できるものではなく、物がない時代だったから自給してきただけのこと。」
「現代において食料自給率を何とかしようと本気で考える人を増やすにはどうするのだろう?」
皆さんはどう考えるかしら?
庵主の答はこうです。
我々が(本気で取り組めば)こんなに楽しい、こんなにおいしい、うれしい・・
その姿を見せること。
日焼けた笑顔、引き締まった口元から発せられた重い重い言葉でした。