「小森さん、ここまで履いてもらったんですね。」
ペタンコに履きつぶされ鼻緒が切れちゃたわらじを見て
シューフィッターの“てらた”さんはおっしゃる。
ご主人の手づくりのわらじは、履き心地満点！
今回は鼻緒用の端切れを持参して作っていただいた。
青みがかった清々しい藁は農薬などを使用せずに育った稲のものだそう。
丈夫でよく足になじみ、それにあったかい。
初夏や秋口に履くと気持ちいい。
竹皮製は真夏用にしている。
１０年位前、使い始めた頃は
パタパタと履いたまま玄関へ出ると
「へぇー、わらじですか」と目を丸くしてた人も。
今では誰も驚かない
我が家の夏の風物詩
もうしばらくして
朝夕の風が涼しく感じられたら履こうかな
