マクロビオティック料理を取り入れる時栄養学とは異なった視点で

マクロビオティック料理を取り入れる時、栄養学とは異なった視点でとらえる
 日本には、日本食の知恵が受け継がれてきたという長い歴史がある。
例えば、梅干入りの海苔巻きおむすび。四方を海に囲まれた緑豊かな瑞穂の国ならではの、米と海の幸と畑の大豆の素晴らしい組み合わせ。
わかめの味噌汁ひとつとっても、海藻と大豆の素晴らしい組み合わせ。
栄養学的に分析してみると、豆を食べると(海藻に含まれる)ヨード分が排泄されるので、一緒に食べると良いらしい。
そんな理屈なんかだれも唱えなかった時代から先人達は体験的に知っていた。
 ドイツ発の栄養学の歴史は日が浅い。そして栄養学と共に西洋の医学が現代を牛耳っている。
日本古来の東洋的な考え方とは相いれない部分も多々ある。
マクロビオティックは、東洋的な考え方が元になっている。
そしてそれは、どちらかといえば感覚的なもの。たんぱく質、カルシウム・・という栄養素で捕らえるのはチョット無理がある。
マクロビオティック料理を実践していくにつれ、おそらく体で感じてもらうのが一番分かりやすいのでは。