姜 尚中氏 時局講演会

物腰柔らかで、丁寧な語り口の姜尚中
演題は「今をどう生きる!!」

昨夕ドイツから帰国し時差ボケだとのこと
ドイツの原発事情を視察なさったと
防護服を身にまとい廃炉の肯定を目の当たりにしてびっくり
10万年の期間を要するとか
原発がよいとかどうとか言うまえに
役目が終わった後廃炉をどうやるのか
このことをを抜きには何も語れないと思ったそう。
3・11後、原発に関する考えが変わったと

また、3・11の夜空は満天の星だったそう
津波にさらわれた人の中には浮遊物につかまって漂流し生きていた人もいたはず
いったいどんな思いで星空を見ていただろうかと深く考えたとのこと
生と死は近い、死を恐れタブー視してきたことから転換し考えを変えざるを得ない出来事
千葉県に近いお住まいは放射線濃度が高いそう、30代で子どもが小さかったら転居を考えたかもと
九州からは遠くの出来事
万一韓国や中国で同様の事故が起きたら対岸の火事ではすまない
エネルギー問題等ドイツを参考にしたい点が多々有るという
お話終了後には質問にも丁寧に答えられ、熱気溢れる有意義な講演会でした。