玄米を炊いてみる


「玄米をさっそく炊いてみたんですよ。炊飯器で炊いたんですけどここで食べたよりも柔らかめに炊けました。」
「私は鍋で炊いたんですが家族がよく食べて、私はほんの小さなおにぎり分しか残らなかったんです。基礎の本にあった切干大根煮をやってみたんですよ、少し甘酒を入れてね。娘に好評でしたよ。」
すごい!即やってみてくださったのですね。
玄米は水加減、給水時間、炊き時間、調理器具などによって炊け具合が違ってきます。
いろいろ試して、お気に入りのやり方を見つけてくださいね。
今日は小豆ご飯を炊きましょうね。
それに澄まし汁にきんぴら、胡麻和えもね。
巻き簾でゆで野菜を絞る場面で
「思い出した!祖母が巻き簾に乗せるときに茎と葉の方向を互い違いに乗せるといいって言っていた!」
素晴らしい!よく思い出されましたね。
巻いたときに均等の厚みにすることで程よく水気を絞ることができますね。
「和える時、祖母は手でやってましたね。な〜んだかね、しわしわの手で混ぜまわしてるのを見て姉といっしょに汚いよねって言っていたんですよね、当時は。」
まあ、和えものは手で和えるのが一番おいしくできるのよ。
お祖母さんは、きっといつもおいしい和えものを作ってくださってたんでしょうね。
それにしても、存在感のあるお祖母さんですね。今でもしっかりあなたの中にいらっしゃる。
「叱られたことはよく覚えています(笑)」
あなたのお祖母さんがお元気だった頃は
マクロビオティック料理が日常なされていたのでしょうね
毎日の食作りの中で培われてきた知恵は食文化そのものです
現代においても伝統食の良さをどんどん取り入れていきたいですね。