お彼岸


遅ればせながら、おはぎをこしらえましたよ
実家の母への手土産なの
間もなく83歳になる母は介護保険のお世話になっている
その認定の更新で調査に立ち会うため佐賀市へ向かう
稲穂が首を垂れ、真っ赤なまんじゅしゃげが畦道を彩る
大好きな佐賀平野の秋
「おいしいね。」
母はおはぎを食べ、私は母が炊いてくれたご飯を食べる
おこもじ(高菜の油炒め)はまさしくおふくろの味
まだまだなんとか自力で日常をこなす元気な母
おばあちゃん、いつまでも元気でいてね。