手当て法を学ぶ

「このところ、小豆かぼちゃにはまってしまってよく作ります。当初は子どもが『え〜?あずきが入ってる。』と言ってあまり食べませんでしたが、最近は小豆がいいらしく、よく食べる。私もおいしく作れるようになったんで。」
まあ!それはよかった!
「きんぴらも教わったものはほんとうによく食べます。根菜ばかり食べていますよ。(笑い)」
身体は正直なので、おいしいと感じて食べるのが何よりです
お母さんは作りがいがありますね
「前回の玄米もちの料理もよく作ります。」
「私も教わったものは必ず家で作りますよ。」
実際にやってくださりうれしいです
さて、今日は里芋の湿布を実際に作ってみましょうね
里芋の水分によって小麦粉の量を調整してくださいね
柔らかな耳たぶ状になったらOKですよ
4時間おきに貼り換えます
「私、家でやってみたんですよ。でもよく分からなかった。生姜も入れるんですね。」
「まとめて作っておいてよいですか?」
「冷凍保存は?」
そうね、次回分くらいは作っておいてもいいかもね
冷凍はどうかしら?やったことないの
私の体験を振り返ると・・・
効率を考えることはありませんでした
子どもを助けたい一心でやり続けましたね
手間だと思うことも繰り返すうちに
手際良くスピーディーにできるようになります
では、ビワの葉温灸もやってみましょう
こちらもやはり根気良く続けることが大事です
ご本人が本気で治したいと思い療法を続けると
きっと良い結果がもたらされると思います
手当て法の施術は、ご自身の病、心身と対峙する
大切な時間なのかもしれません
「家で試したい。」
そうおっしゃってもぐさ棒をお持ち帰りになりました
病気になってからより、日々の身体のお手入れに使って下さるのは
素晴らしく、理想的だと思います。