春日ふれあい文化サークルにて

komori-mbcs2015-05-08



「3分づき米のご飯を食べています。」
さっそく実践してくださっているようでうれしいです。
きょうは「きんぴら」に挑戦しましたよ
心をこめて作ったものを味わう至福の時
お醤油だけで味付けしたきんぴらはどう?
「おいしい!」と、にっこり
「どうしてもみりんやお酒や砂糖などを入れてしまう。」
そうなのですね
この定番のきんぴらは
お出しも使わず水だけで煮たもの
根菜のうまみそのものが味わえますよ
本当においしいと思います
「食材を無駄にしないのだとあらためて思いました。」
皮もねぎのひげ根もアクさえも
丸ごとすべていただきます
生き物が私たちのために命を投げ出してくれているのですものね
まさしく、「いのち」をいただくのです
「お膳の箸が境界線なのだとか。」
なるほど・・・ひとたびお箸の向こう側に思いを巡らすと
普段は見えなかったものが見えてくるかもしれませんね

多くの民が庭先で自家用の野菜を作っていた昔
実ったもののいくらかは畑に返したもの
人や鳥や小動物などの命を繋いだ余剰分は土にかえり肥料となり
よく超えた大地はまた多くの実りをもたらしたのでしょう
そうそう、人糞さえも肥料となり自然の循環がうまく機能していたのです
現在、私たちはお金を払って貴重な野菜を手にしていますもの
それに、今となっては自然な生命力あふれる作物を生み出すのに
生産者は多大な苦労をなさっています
大事に使いましょうね。