木曜日の教室

komori-mbcs2008-09-11

「ずっと前から・・・幼少の頃から便秘に悩んできました。玄米をすすめられたこともあります。」
仕事をお持ちの女性の方。
遠くから訪ねてくださったご縁、お会いできてよかったです。
幾度となく使った下剤にも疲れてしまった、でも今まで頑張ってくれたあなたの大切な腸。
これからは、うんといたわってあげましょうね。
様子を見ながら、玄米食に移行しましょうよ。
あせらずに、穏やかに・・・ね。


「玄米には、嫌なイメージが。子どもの頃母親に無理に食べさせられたんです。」
ああ、私も娘に同じことしてきたな、結果的に。
でも、その時は必死でそのことに気がつかなかったの。
今は、反省の思いでいっぱいです。
小さなあなたにとって、どんなに辛かったでしょう。
今日、年月を経てご自分の娘さんの病気がきっかけでここに足を運ばれた。
ほんとうに、よくいらっしゃいました。
あなたの幼い頃の心の傷が、少しずつでも癒されますように。



「食べ盛りの男の子達、ビックリするくらいよく食べるんです。出来合いのものでは喜ばない。仕事もあるし、30分で作りたいけど・・・」
「下ごしらえしておくといいのでは」と先輩お母さん。
お母さんの作った料理を喜んでほうばる食べ盛りの男の子たち・・・想像しただけでニッコリしたくなりますよ。
あなたの愛は料理に託され間違いなく子どもさんの中にインプットされていますよ。
“はぐくむ”の真髄です。
確かにすべてを30分でやるのは難しいかも。
下ごしらえをやっておく、休日に作りだめをするなどはグッドアイデア
私自身5年余りフルタイムで働いた経験があります。
はじめは4時起きで、20時過ぎに帰ってきたら温めて食べるだけにと奮闘したけど、慣れてくると要領がよくなり早起きしなくても大丈夫になりましたよ。
マクロビオティック料理のよいところに、手間ひまをかけておいしくということがあります。
それは、時間をかけるというだけではなく、真心を込めるということです。
ただし実生活のなかで生かされなければ空論だけの死んだものになってしまいます。
ここは知恵と工夫でのりきりましょう。
我が家流、手早いマクロビ料理を編み出しましょうよ。