木曜日の教室

粟を木しゃもじでかき混ぜながら
「粟はぜんざいのほかにどんな風に使いますか?」
ご飯に混ぜて炊飯するのはご存知のとおり。
炊いたものをスープに入れたり、サラダに混ぜ入れたり、炒め物に混ぜて炒めたり・・・・
柔らかく炊いてクリームの代用にするなどアイデアしだい
色々やってみて下さいね。
すっかり吸水した粟は、とろ火で20分炊いて10秒ほど強火にして火を止め10分くらい蒸らすと完成。
上下を返し、混ぜながらおいしいと感じるくらい塩味を付けて器に入れる
ふっくらと煮た小豆をかける
いただきながら
「甘くなくていいね!」
「まるで甘くないおはぎみたい。」
「そうね、これだったらいいかも。うちの娘甘いお豆がダメなの。だからぜんざいを食べるのは母親の私くらい。娘は幼いときに大豆の煮たのをそのまま食べてたの。そのせいか甘く煮ると食べない。」
まあ!大豆そのもののおいしさを知ってるお子さんね!
「ところで黒豆はどう味付けされてますか?」
今年は「森のおうち」で御節を提供したけど、黒豆は塩と醤油と味醂少々で味付けしましたよ。
以外に好評でした。
実は毎年作る我が家用は、両親や兄弟とともに食べるので黒砂糖を少し入れるの。
ところが今年は娘が孫を連れておせち作りの手伝いに来てくれて
孫娘は塩とお醤油で味付けした黒豆が大好きだというの。
考えてみると、おせちの中のきんとんは甘くて、きんかんの甘煮に柚子ねりかんもほんのり甘い
黒豆は甘くない方がいいなというわけ。
「それだったらうちの娘も気に入るかも。」
1年に一度のおせちはともかく普段は甘くない方がいい
それにしても白砂糖はご無沙汰
お正月に訪問先でいただいた、たっぷり甘いぜんざいをなんだか苦く感じたのは私だけかしら?