木曜日の教室

komori-mbcs2008-04-10

小雨の降る中、ようこそ。
小学校の入学式で学校が早く引けたと、子供さんを連れての参加。おんぶの赤ちゃんも。赤ちゃんがやってくると、教室はホンワカムードになるみたい。

「ねぎのヒゲ根も使うんですか?」「もちろん。」
これには、ちょっとした秘話が・・・・・

そもそも、私がマクロビオティックと出会ったのは22年前の、3才にも満たない娘の病気が発端。
1冊の健康法の本を読んで著者に電話をしたのがきっかけです。もう亡くなられた細野先生が、東京から当時住んでいた大分まで来てくださいました。そのとき直に手当て法と食事法を教えてもらいました。
もちろん料理も。
その時に教わった料理は、鍋炊き玄米ご飯、自然薯のとろろいも、かぼちゃのいとこ煮、わかめの味噌汁。
味噌汁に入れるねぎを刻もうと、ヒゲ根を切ってごみ入れに入れた瞬間「ちょと待ちなさい」と先生。
「捨てないんだよ。ねぎはね、ヒゲ根から葉先までがねぎだよ。」
そうおっしゃって、あわててゴミ箱から拾い細かく刻んで味噌汁の中に入れたのです。
その時の印象は強烈なものでした。そして私が感じたことは、『食べ物を粗末にして捨てていては、健康になれないんだ。』
ねぎを扱うと、当時が鮮やかによみがえります。そして気がつくとあの時と同じようにヒゲ根を細かく刻んでいるのです。



今日も、手際よく美味しくできましたよ。
***今日のアンケートから***

・おからを蒸すということがすごく新鮮でした。手軽に出来そうなので、普段でもおからを利用したいと思いました。

・時間をかけて作る汁物に、こくをとても感じました。

・今日は卯の花の美味しさに驚きました。酢飯も梅酢で味付けに、目からウロコでした。普段は酢+砂糖でしたので…。又いろいろ教えてください。