陰と陽って?

ご要望により、久留米教室にて陰と陽について少しお話をしました。
『陰』と『陽』は
古代中国の考え方のものさし。
現代栄養学では栄養のバランスを言うけど
マクロビオティックでは
陰と陽のバランスを要にしています。
正食協会の岡田会長が、先の講演会で
「陰陽のことを、ほんとうにわかってる人なんかいませんよ。」
そうおっしゃるくらい奥深いものです。


食物の陰陽表にしたがって陰性の食べ物、陽性の食べ物を見てみる。
一本の大根の葉っぱと根っこを比べるとどっちっが陰?陽?
これ、北海道でとれたじゃがいもよ、こっちは九州産だけど・・・
そっかー、産地によっても違うんだ・・・
調理したらどうなるの?
調理法、加熱時間でも違ってくるよ。
それに、味付け・・・調味料の量によっても・・・・
ふ〜ん、ややっこしいね。

あなたのからだのバランスはどうだろう?
体質も?・・・冷え性なんですよ。
じゃあ、バランスを調えるにはどうするんだろう。
実はね、身体のバランスを調えて快適になる
その陰陽どっちにも偏らない状態を、『中庸』って言うの。

中庸を保って快適になるよう、
食材をあなた自身の体に合うように調理する技術
それが、マクロビオティック料理なの。
へぇー、大変だね。

理屈(頭)でやっちゃうと悩んじゃうよ。(笑)
身体で感じて、そのつど修正するのがいいと思う。
旬の恵みに感謝し、愛情込めてお料理してればOK!
困ったことが起きたらサポートしますよ。