久留米サークルにて

komori-mbcs2011-06-02

「高菜って皆さん漬けるんですか?お店でたくさんの高菜を買い求めている人を見かけてどなたも漬けるものなのかと・・・郷里沖縄では、漬物はあまりないんですよ。」
へぇー、ぬか漬けも?
「中には漬けてる人もいるけど、温暖な気候の沖縄では漬物はポピュラーではないです。」
なるほど。
高菜漬けは九州ではよく食べられる漬物ですよ。
塩漬けにして1週間ぐらいから食べられるんだけど新漬けは青臭さが持ち味でシャキシャキとおいしいです。数ヶ月すると茶色っぽくなって古漬けの独特の香りを醸し出し、これまたおいしいですよ。郷里の佐賀ではこの古漬けを油いためにしてしょう油胡麻で味付けしたものを「おこもじ」と呼んでご飯のおともにして喜ばれます。また、漬物をお揚げなどと煮付けて料理したりもしますよ。
ところ変われば品変わるというわけでおもしろいですね。

今日のメニュー、呉汁の呉は大豆なんだけど大豆を工夫して使った料理もたくさんありますよね。
え?皆さん、呉汁をご存じない?食べたこともない?
まあ、じゃあこれをいい機会にして下さいね。
浸水してふやかした大豆を、今日はすり鉢ですりつぶして頂きましたが
木槌などでペチャンコに叩きつぶしたものを打ち豆というの
打ち豆を乾燥させて売られてるのを時折見かけます
これを使うとすぐに簡単に呉汁ができますよ。
「やっぱり浸水してふやかして使うのですか?」
それは丁寧で理想的だけど・・うふふ
すぐに戻るのでお出汁の中に材料と一緒に入れちゃって大丈夫よ。
畑の肉、大豆は味噌しょう油をはじめ、豆腐やおから、きな粉や凍り豆腐、納豆、お揚げ、いろいろ変身してるのでどうぞ楽しんで使ってみて下さいね。